長女と口蓋裂⑧口蓋裂と中耳炎~鼻風邪をひいたらほぼ確実に滲出性中耳炎に!?そしてちょっとムカついた耳鼻科の思い出

長女の口蓋裂について。今度は中耳炎と耳鼻科のお話(愚痴)です。

前の記事はこちら
長女と口蓋裂⑥手術をすることが決定…10日間の付き添い入院、風邪をひかせてはダメ…!?

長女と口蓋裂⑦せまる手術…術前検査も済ませたのにまさかの前日に風邪を引いて、中止&延期に!!

スポンサーリンク

耳鼻科にこんなにお世話になるだなんて~口蓋裂児と中耳炎には切っても切れない縁がある

私は花粉症を患っていない。風邪をひくと大体喉に来ることが多く、あまり鼻水に悩まされることはない。中耳炎になったこともない。

…何が言いたいかと言うと、私自身が耳鼻科にお世話になることがほとんど無いのだ。

ゆえに、子供が生まれてからこんなに耳鼻科に通うことになるだなんて、全く予想していなかったのだ。

長女と鼻風邪と中耳炎と…当初は甘く見ていた

長女まんじゅうは生まれつき口蓋裂であった影響から、生後5か月頃から、出産した総合病院(以下S病院)の紹介で某大学病院で定期的に診てもらっていた。
そこでメインで診てくれていたのは顎歯科の先生。ただし、「口蓋裂があると中耳炎(滲出性中耳炎)になりやすい」「中耳炎由来の難聴になりやすい」とのことで、そこの大学病院の耳鼻科でも聴力検査をしたりもしていた。

関連記事→長女と口蓋裂④大学病院での初期の診察と検査

しかし、大学病院での検査で特に聴力に問題がないとのことだったので、「中耳炎になりやすいんだ、気を付けなきゃ」位に軽く考えていたのである。

というのは、一歳になるまで長女は時々便秘したり、熱が出るくらいで病気らしい病気をしたことがなかったのである。
…なので、正直油断していたのだ。

スポンサーリンク

1歳過ぎ、免疫が来ててからやってきた鼻風邪ラッシュ

ところが、1歳過ぎた頃から長女は突然鼻水を出すようになった。いわゆる”母体免疫”が切れたためだと思われる。

その頃、低出生体重児&早産児として生まれた長女まんじゅう娘は定期的に出産したS病院の小児科に通っていた(フォローアップ健診)。「生まれが特殊だったから、それを分かっているところで診てもらった方が良いだろう」と、とりあえず何かあると電車で数駅のS病院に連れていっていた。

すると、小児科の先生から「鼻水は耳鼻科で診てもらいましょう。中耳炎になっていたら小児科の方では分かりませんので」と言われ、院内の耳鼻科を紹介されたのであった。

鼻風邪をひくとほぼ100%中耳炎に!

『口蓋裂児は中耳炎になりやすい』

…そう言われた通り、長女まんじゅう娘は鼻風邪をひくとほぼ100%滲出性中耳炎になるようになった。これは長女が2歳手前で耳にチューブを入れるまで続いた。

そして、一度中耳炎になると中々治らない。そのため、頻繁に耳鼻科に通うこととなったのだ。その上、鼻風邪が治って、中耳炎が治ったと思うと、また新たに鼻風邪をひく…という地獄のループが続く。

ちなみに、口蓋裂児の長女が第一子だった上、そもそも子ども(赤ちゃん)は中耳炎になりやすいと聞いていたので「こんなものなのかな~」と当時は思っていたのだが、口蓋裂児ではない次女はこんなに簡単に中耳炎にはならない。今、改めて思い返すと長女の中耳炎のなる頻度はヤバかった。チューブを入れるまでは常に中耳炎になっていると言っても過言ではない状態が続いていたのだ。

スポンサーリンク

以下、愚痴…総合病院の耳鼻科にしばらく通っていたが、そこがなかなか酷かった…口癖は『耳が聞こえなくなるよ!!』

以下、長女が1歳半過ぎまで通っていた総合病院の耳鼻科の愚痴になります。結論から言うと、文句を言いながら不満のある耳鼻科に通い続けていたというしょうもない話なので不快に思う方は読み飛ばして下さい。

長女まんじゅう娘を生んだS総合病院の耳鼻科は基本的にN先生1人で回っており、そのため、いつも激混み。

そして、その医師、N先生だが…恐らく腕は良く真面目で優秀なのだろうが、とにかく言い方がキツかったのだ。

口癖は「なんで気付かなかったの!?」「このままだと耳が聞こえなくなりますよ!」だった。すぐに「手術になりますよ!」と叫ぶのだ。

これは言われるたびにへこんだ。確かに中耳炎は続くと難聴に繋がるし、手術が必要になる。赤子や子どもは自身で中耳炎を訴える事が出来ないので、保護者が気付いてあげないといけない。だから、その医師の言っていることは間違いではないのだ。

でも、あんなに脅すように言う必要があったのだろうか?別に放置したわけでもないのに。
最初は「そんなに耳の状態悪いんだ、どうしよう…」とビビっていたのだが、通っているうちに、どの保護者にも必ず『耳が聞こえなくなる!手術!』と言っていることに気付いて、もはやN先生の口癖であるという事に気付いた。
そして、「次回、手術するかどうか決めるから!」と言っていた割には次の診察(二日後)では何も言わないので「手術はしなくて大丈夫なんですか?」と聞くと、嫌そうな顔して「そんな手術が必要な状態じゃないですよ!」と言うのだ。一体どういう事なんだ…?自分は専門家じゃないから分からないけど、二日である程度良くなるなら、最初からそんなに脅すような言い方をしなくて良いのではないかと思う。
大体望んで中耳炎になることを望む親なんていないし、特に耳なんて親が外から見て分からないからこそ診てもらうのだから、何も中耳炎になったこと自体でそんなに責める必要はないだろう。

しかし、「N先生は患者の…うちの娘を思ってキツく言ってくれてるんだ」と言うマゾ良くない体育会系精神を発動させて耐えていたのであった。

復職後も週2~3で来ることを求め、薬も1日3回処方~共働きや保育園児向けの対応が無かった

そして、更にキツかったのは『2、3日後に来てください』と必ず週2~3で通院することを求められたことだった。

別に週2、3回ペースで病院に通う事それ自体に疑問や不満はない。今までも風邪やRSウイルス、インフルエンザ、溶連菌等、必要な時は連日色んな医療機関に通い続けていたのだ。

…しかし、散々通院して身に染みて分かった事なのだが、中耳炎(滲出性中耳炎)は数日で治るなんてことはまずなくて、短くても完治までには1~2週間はかかる。そして、通院してもいつも大体同じような薬が処方されるのだ。

結局週2、3回ペースで通っても耳の中の様子を確認して(大体調子は横ばい)、同じ薬をもらうだけ。「これって週1通えば十分なんじゃ?」という疑惑が頭をもたげる。

しかし、やんわりとそれをN先生に尋ねると「え?来れないんですか?滲出性中耳炎になってるのに!?」と非難されてしまった。
『子どもが苦しんでるのに、親が面倒くさいから通院をサボろうとしてる』…そんな風に言われてしまうと、こちらも何だか罪悪感を抱いてしまう。

仕方なしに週2ペースで通っていたのだが、育休中は良くても流石に復職後はキツかった。かといって、中耳炎のためだけに毎回仕事を休むわけにはいかなかったので実母の助けを借りたり、週1ペースに通院頻度を落したりして対応した。でも、「仕事してるので来週の土曜日に来ます」と言うとやっぱり怒った顔をするN先生。

そして、S総合病院の耳鼻科は基本N先生一人で回しているのだが、とある曜日だけ別の先生だった。違う先生の時に行ってしまうと次回N先生が「なんで来なかったの」と怒り「いや、◯曜日に来ましたよ!」と反論すると、「あ、そう」「でも、前自分が見てないから分からないから」と不機嫌そうに言うのだ。
…なんのためにカルテがあるのだろうか?

そして、薬は絶対に一日三回だった。仕事復帰や保育園入園に当たって先輩ママさんに『保育園では薬を飲むことが出来ないから、病院で子どもの薬をもらうときは朝晩2回の処方にしてもらうこと。事情を離せばどこの病院でも対応してもらえる』とアドバイスをしてもらっていたのだが、ここの耳鼻科は駄目だった。同じ病院内の小児科の方では事情を話したら薬を朝晩二回にしてくれたのだが、N先生は「そんなの朝1回、昼の分は保育園から帰った直後に飲んで、夜の分は寝る前に飲めばいいんだよ」と言ってきた。実際にそれでも問題は無いのだけど、やはりちょっと不親切に感じてしまった。

スポンサーリンク

不透明な診察の順番~病院が予約制になっても何故か耳鼻科は予約制にならず

そして、医師の態度と同じくらい不満だったのが待ち時間だった。病院の待ち時間が好きなんて人間はそもそもいないだろう。

もちろん、総合病院は込み合うのが当然だ。それは分かっている。

だが、案内の順番が不透明だったのだ。ハッキリ言って、後から来た人が先に診察されていて、子連れが後回しにされている様な気がしたのだ。

最初は「これは私の被害妄想だ、子連れが後回しにされているなんてことはない」「緊急性の高い人が先に診られるのは当然だ」と自分に言い聞かせていた。だが、私の代わりに何度か長女を連れて行った夫、実母、義父も「明らかに診察の順番がおかしい、後回しにされた」と訴えていた。なので、気のせいではなく、やはり後回しにされていたのだと思う。

そこの耳鼻科は予約制も番号制度もなく、ただ受付に診察券を渡すだけで、看護師がそれを管理していた。そして、「あと何番目ですか?」と尋ねると毎回明確な答えが無く、男の人が「早くしてほしい」と騒ぐと割と早く案内されていた…。

『どれくらい待つか』とか『あと何人』とか分からないと待つのが本当に苦痛になる。そして、不透明な案内(もしかしたら我々がそう思っているだけで、ちゃんとした理由はあったのかもしれないけど)で不信感がマックスになった。

そんなある日、S総合病院は『全診療科で予約制度・番号制度を導入します』と宣言した。

私はそれを聞いて「もう待ち時間でイライラしなくて済む!」と歓喜して、耳鼻科の看護師に「受診時間も予約できるんですよね!」と尋ねた。

すると、看護師は「耳鼻科は緊急性の高い患者なんていないので、予約制度は導入しません」と答えた。ビックリして「え?だって全診療科で予約制導入って言ってるじゃないですか!?」と言うと「いや、だってうちには必要ないし」と苦笑いされた。

…絶望した。

言い訳…不満に思いながらも通い続けた理由

今になって思う。何故、散々不満に思いながら毎週土曜日、電車と徒歩で45分位掛けてS病院の耳鼻科に通い続けたのかと。

それは、上述した通り「出産時から診てもらっていた小児科と連携が取れているだろうから。信頼できるから」というだけの理由である。
早産児&低出生体重児で生まれてきた長女まんじゅう娘。フォローアップ外来にもしばらく通い続けていたこともあり、どうしても心配なことがあると何でも総合病院であるS病院の小児科でなんでも診てもらっていた。シナジスを始め、予防接種もここで受け、別の専門医にシャフリングベビーの診察もしてもらい、心臓の検査もしたことがある。

そのため『耳鼻科もここで診てもらった方が良い!』と思い込んでいたのだ。

…愚かである。今思うと本当に愚かである。ちなみに口蓋裂を診てもらっている大学病院はもっと遠かった&耳鼻科が激混みで普段の中耳炎の診察で行くようなところでもなかった。

まあ、しかし、散々悪口を言っておいてなんだが、実際に耳鼻科の診察で『これは耳鼻科ではなく小児科で診てもらった方が良い』と判断された時はスムースに小児科に回してもらえるというメリットは確かにあったのである。

そんな理由で、半年以上、育休中は週2、仕事に復帰してからは毎週土曜日に通院し続けていたのだ。

そこの耳鼻科をやめた理由~土曜日が楽しみじゃないことに気付いたから、そして他所に良い耳鼻科を見つけたから

そんな訳で、不満と不信感を持ちながら総合病院の耳鼻科に通い続けていた我が家だが、ある時を境に通院をやめた。

きっかけは、会社の同僚とのやりとりだった。

それは金曜日の事。同僚が「明日は土曜日だから嬉しい!」と言った瞬間だった。

私は自分がその同僚の言葉に全く共感できていないことに気付き、ショックを受けた。私にとって土曜日は『午前中いっぱい、長女の耳鼻科の通院で潰れる留枯れる日』になっていたのだ。

そして、翌日土曜日赤ちゃんを抱えたお母さんが「どうして中耳炎になったのに気付いてあげなかったんだ!」「この子、耳が聞こえなくなるかもしれない!」とN先生に言われて泣いているのを見た瞬間、「あ、もうここ通うの嫌だわ」と、妙に頭も心も覚めて適当に診察を受けて薬だけ処方してもらって帰った。それっきり行っていない(小児科にはしばらく通ったけど)。

そして、夫が通い始めていた近所に出来た新しい耳鼻科に長女を連れて行くようになった。夫が副鼻腔炎を診てもらっていたのだが、子連れで来ている人も多く、医師もソフトな感じだったので、夫と「まんじゅうちゃんもここで良いんじゃない?」と話し合い、そこに連れて行ってみたのだ。

その近所の耳鼻科は総合病院に比べれば機材は少ないかもしれないし、医師も若い人だ。だが、そこのK先生は説明が非常に丁寧で(模型を使ってどこがどう悪いかを説明してくれる)、何よりもこちらが疑問や要望を出してもキレずにちゃんと応えてくれる。
コミュニケーションでストレスを感じないことに感動したが、そもそもそれが普通なんだよな…。

そして、間違ってもN医師のように『耳が聞こえなくなる!』『放置した!』『手術になったらどうする!』みたいに責め立ててこない。ゆえに、K先生が「あまり状態が良くない」と言うときはちゃんと注意しなくては…と意識できる。以前の様に常に脅されていると実際のところどれくらいヤバいのかが判断できなくなってしまうのだ。そして、「中耳炎の治療の為に鼓膜にチューブを入れるのは可哀想なことではなく、必要な手術だ」と教えてもらったのだ。そして、「口蓋裂の手術の時に鼓膜にチューブを入れることを検討してもいいと思いますよ」とアドバイスされ、結果大学病院で口蓋裂の手術と共に鼓膜チューブの手術を受けることになったのだ。

…という訳で、口蓋裂の手術&鼓膜チューブの手術を受けた現在でも耳鼻科は近所のK先生の所に通っているのだ。

まとめ~耳鼻科とか長い付き合いになるからこそ、きちんと信頼できる病院・医師を探すべし

話が長くなってしまったが、何が言いたかったと言うと

『口蓋裂があると滲出性中耳炎になりやすく、鼻風邪を引いたらほぼ確実に中耳炎になる』
『そのため、耳鼻科に頻繁に通う事になる』

『そして、だからこそ、耳鼻科はストレスを溜めずに通い続ける場所を選ぶべき』という事である。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください