歩くのが嫌いな2歳の娘~原因と子どもが歩くのを好きになる工夫を考える

歩く子ども

現在2歳3ヶ月の長女、まんじゅう娘は歩けるが、歩くのが嫌いだ。家の中、保育園では走り回っているものの、保育園の行き帰り、外出時には歩きたがらない。すぐに立ち止まり、私や夫に「だっこー」と両手を広げてせがんでくる。仕方なく抱っこすることも多いが、小柄とはいえ2歳。もう10キロ過ぎている。長時間の抱っこは私も夫もキツくなってきた。しかし、ベビーカーは娘的にはどうも恥ずかしいらしく、気分が乗らないときは徹底的に乗車拒否。そんな感じでちょっと困っていた。

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2歳娘は歩くのが嫌い?苦手?その理由・原因は?

そもそも娘は何故歩こうとしないのだろう。歩くのが嫌いなのか、苦手なのか。色々と考えてみた。

シャフリングベビー・いざりっこだったから歩かないの?

実はまんじゅう娘は、いわゆる『シャフリングベビー』『いざりっ子』という奴だった。簡単に説明すると、ハイハイをほとんどせず、お尻歩きをしてしまう癖がある子だったのだ。しばらく診て下さった小児整形の先生曰く、遺伝の要素があるそうで、特徴としては足腰の筋力が弱く、歩き出すのも大部遅くなるとのこと。実際にその診断の通り、まんじゅう娘がまともに歩けるようになったのは、1歳8ヶ月過ぎてからだった。ジャンプするようになったのは、2歳手前。そういう訳なので、同じ学年の子と比べて歩いた経験が少ないと言えば少ない。体格も小さく、筋肉もあまり付いていないので、歩くのは確かに苦手なのかもしれない。
とはいえ、それを理由に歩かない、歩かせなかったらいつまで経っても上達しないし、体力も付かないだろう。そして、他の子に比べてちょっとたどたどしさはあるものの、ちゃんと歩いて走ることは出来るのだ。
だからシャフリングベビーであったことを親として、歩かないことの言い訳にしてはならないと思うのだ。

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早産児・低出生体重児・未熟児だった娘…過保護にしすぎた?

そして、娘は妊娠9ヶ月の時に1700g位で生まれた、早産児・低出生体重児であった。産後NICUで1ヶ月以上入院…。体も他の子と比べてずっと小さかった。生まれつき口蓋裂もあって、手術し、2週間近く入院したりもして…。
何が言いたいかというと、そんな境遇も相まって、『可愛い、可哀想、不憫、可愛い』と、私も夫も実母も義父母も、身内皆で全力で甘やかしたのだ。そして甘えるのが上手で愛嬌がある娘は常に誰かの膝の上。保育園でも保育士さんの膝の上が大好き。
そして、非常に他の園児を使うのが上手いらしく、おだててオモチャを持ってこさせたりしているらしい(まだ上手く喋れないのに不思議)。ニコニコとして愛想が良く、小柄でまだ赤子らしさが抜けていないからか、同じクラスの子達もついつい色々とやってあげてしまうのかもしれない。他の子に靴を履かせてもらったり、上着を着せてもらったりしている。
抱っこしたり、膝の上に乗せたりというスキンシップはとても大事だし、甘えさせるのも重要だと考えている。しかし、あまり横着させるのは良くないよなーとも思うのだ。

無理に歩かせる意味はあるのか?歩く意味を考える

しかし、色々と心配する一方でこんなことも考えた。
「無理に歩かせる必要がそもそもあるのか?」と。
「大きくなったら頼んだって抱っこさせてくれなくなるんだぞ」「今抱っこしてあげなくてどうするんだ」…という声がどこかから聞こえてくる。
抱えるのが大変と言ったってまだ2歳。保育園まで、抱えて歩いて10分弱しかない。大したこと無いじゃないか…と。10歳過ぎても抱っこが好きで親から引っ付いて離れないのは流石にヤバいだろうけど、別にいいじゃん、まだ小さいんだから…そんな声が心のどこかから聞こえてきていた。
しかし、そうも言っていられなくなった。私が二人目を妊娠したのだ。お腹も出て来て、腰も痛い。どんどん長時間の抱っこが厳しくなってくる。特に産後のことを考えると当分は外出の際、下の子を抱っこひもしてたり、ベビーカーを押していたりと、他にもう一人大人がいない限り、まんじゅう娘を抱っこすることは難しくなる。

想像してみた。
~お出かけの時、今までずーっと抱っこしてもらえていたのに。ママが下の子を抱っこしてるせいで、急に抱っこをしてくれなくなってどうしたら良いか分からず寂しそうに、困ったようにオロオロして、あるいは拗ねて動けなくなるまんじゅう娘~
うわあああ、嫌だ、そんな未来!!まんじゅう娘が可哀想じゃあないかっ!!
なんか、こう、下の子を抱っこひもでぶら下げつつ、まんじゅう娘と手を繋ぎながら、皆でニコニコしながら歩いている…そんな未来が良いよ!!
…という訳で、まんじゅう娘が楽しく自ら歩いてくれるようになるよう、試行錯誤することとしたのである。

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楽しく歩く工夫・方法を模索する~有効だった3つの方法は

とはいえ、厳しく突き放したりして無理に歩かせるのは嫌だった。外に出るのが嫌いになってしまったら元も子もないからだ。自分から歩くのが好きになっていって欲しい。

あまり効果が無かった方法

歩くのが嫌いな子を歩かせる方法をネットで調べると、『声かけ』『誉める』『ご褒美をあげる』等が出てきたが、うちのまんじゅう娘には効果があまりなかった。まだ2歳児である上、言葉の発達も遅い娘は大人の発言を理解できるようだが、会話のキャッチボールはまだ難しい。「頑張ろう」と言っても不満そうだし、歩いたことを単純に「偉いね、すごいね」と誉めても、はあ?という反応。「家に着いたらおやつあげるよ!」と言っても今一つ心に響かないようであった(さすがにその場でお菓子で釣って歩くのはナイと思ってやらなかった)。
また、『泣き出してもあえて突き放して置いていく』という方法を取る親もいるようだが、前述の通り、無駄に気持ちや自尊心を傷付けて、外を歩くのが嫌いになってしまうのだけは絶対に避けたかったので、そういった厳しい方法は取らなかった。
そして、色々と試した結果、効果があったのが以下の3つだった。
①楽しいものを見つけて観察しよう
②電柱目掛けてダッシュ・タッチ
③一番効果があること…親もバカになろう

①楽しいものを見つけて観察しよう

とりあえず、何でもいいので「あ、まんじゅうちゃん、これなんだろう?」という様にして、娘の興味を引く。例えば生垣から飛び出た雑草だったり、変わった置物だったり、猫除けのペットボトルだったり…。
最初は「は?これの何が面白いの?」という感じで嫌々覗き込むような感じだったが、やはり、子ども目線だとちょっとしたものでも面白く感じるらしく (ツボはちょっと分からないが) 、そのうち歓声を上げて色々なものをつつきまくるようになった。汚いと言えば汚いのかもしれないが、家に帰ってちゃんと手を洗えば良いのだ。たまに道に落ちているゴミを手渡してくるようにもなってしまったが(落ち葉とか包装紙のゴミ)、まあ、町の美化にもつながると考えるようにしている。とりあえず、色々なものに惹かれてちょっとずつ歩いてくれるようになっていった。

保育園の帰り道では、園の近くにあるマンションのお洒落な外灯が道沿いに複数点くので、「ほら、こっちも光っているよ」と言うと喜んで道沿いに歩いていってくれる。
また、途中で犬を飼っている家庭があるので、「ほら、ワンワンいるよ!!」と利用させて頂いていた。娘は動物が好きなので、「わんわんわん!」と言いながら、そのお宅に向かって歩いていくようになった。その結果、飼い主さんと毎日話す仲になり、もはや親子で『行きつけ』の状態になっている。そういった交流を母子ともに楽しんでいる。

②電柱・標識目掛けてダッシュ・タッチ

これも結構効果がある。電柱や標識はどんな道でも大体ある。「ダッシュ!!そしてタッチ!!」等と言いながら、親が走ってタッチすると、喜んで真似をする。ちょっとずつゴールを設定してあげるという意味もある。タッチ出来たら「早い」「すごい」と褒める。単純に歩き続けることを褒めても娘は喜ばないが、ダッシュしたことを褒めるとなぜか喜ぶ。

③一番効果があること…親もバカになろう

そして何よりも一番大事なのは、上のことを親も一緒になって全力でやることだろう。子どもって、親も一緒になって楽しんでいるかどうかをとてもよく見ている。ちょっと大げさにはしゃぎながらやると良い。
私は上記のことの他、娘が飽きて来たら飛び跳ねてみたり、スキップしてみたり、「きゃああああ」と娘の口癖を真似しながら手足をぱた付かせながら小走りしたりしている(何故か娘はこれが好き)。
傍から見たら、ちょっと頭がおかしい人に見えるかもしれないが、娘が楽しく歩けるなら構わない。
最近、保育園の帰り道で見知らぬ女性から「いつも頑張って歩いてるね、どんどん上手になってるね」と声を掛けられた。…わあー、ばっちり見られている。ちょっと恥ずかしい。とはいえ、地域の人に温かく見守ってもらえるのは悪いことではないはずだとも考える。

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まとめ~親も一緒になって楽しんで

上記の方法を繰り返した結果、保育園の行き帰り以外でも、娘はかなり歩くようになってくれた。自分から何か、面白いものを見つけようとしている気さえする。ただし、抱っこしている時以上に、通行人、自転車、自動車には気を遣うし、娘は転ぶことも増えた。逆方向に行こうとしたり、回り道を行こうとしたりもする。
しかし、日々娘の成長をしっかりと感じることが出来ている。転ぶのもどんどん上手くなってきているし、前日まで気付きすらしなかったものに急に関心を持ったりする。面白い。

また、私は元々近所の様子などに無関心であったので、娘と歩くことに挑戦したことで、改めて近所の様子を知ることが出来たり、新しい発見をすることが増えたので、娘とのお散歩を結構楽しんでいる。

何事もそうだが、子どものことで思いつめたり、急かしたり強いたりはするべきではないと考えているので、親も一緒になって楽しんでいくのが大事なのではないかと思うのだ。

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