つわりで入院1日目【止まらない嘔吐でまさかの入院】

入院を悲しむ女性

朝から止まらない嘔吐

丁度11wに差し掛かった朝。起きた瞬間から強烈な吐き気。すぐさまトイレに。先に起きていた夫もびっくり。
とりあえず、一通り吐いた後、通勤のため、朝食を取るも、また嘔吐。せめてバナナを…嘔吐、スープを…嘔吐。と何を食べてもダメな状態。
「今日は休んだら?」と夫に言われ、
「じゃあ午前休とる」と言い、夫を見送った私。
ところがその後も嘔吐が止まらない汚い話だが、黄色い胃液の様なものをひたすら吐き続けた。
一人目、まんじゅう娘を妊娠していたときもつわりはあった。しかし、明らかに二人目の妊娠の方が重い。とはいえ、最近少しずつ症状が軽くなってきたと思っていたのに…。
娘を保育園に送っていける状態じゃないため、実母に頼んで送ってもらうことに。その後戻ってきた母が、リンゴやポカリを買ってきてくれたが、これらも体は受け入れず嘔吐。
体から出る水分量がおかしいので、不安になってきた。そのため、産院に電話した。
「つわりで嘔吐が酷くて水分が摂れません。以前のように点滴をお願いします。」
数週間前も産院で点滴をしてもらっていたので、またお願いしようと思ったのである。
「承知しました。とりあえず、来て下さい」
急遽、タクシーで産院に向かうことに。断ったのだが、心配した母は付き添うと言う。一時間後、母に付き添ってもらって良かったと心底痛感することになるのだった。

入院宣告

タクシーで産院に着くや否や、ビニール袋に嘔吐する私。受付の人がすっ飛んでくる。申し訳無さすぎる。
診察を待つ間も、待合室とトイレを往復していた私。正直この辺りの記憶は曖昧だ。
診察室に呼ばれ、先生を待つ間もビニール袋に嘔吐嘔吐。その日、主治医の先生がいたのは本当に幸いだったと思う(普段は別の曜日に診てもらっている)。診察をする前から嘔吐している私を見た先生は一言。
「入院した方がいいよ。入院ね」
…え?
思ってもなかった言葉に固まってしまった。
2歳になりたての愛しいまんじゅう娘のこととか、仕事のこととか、家のこととか…
色んなことが一瞬で頭の中を駆け巡る。
「でも娘が…」
「娘さん2歳でしょ。そんな状態のお母さんがいたって、かえって迷惑だよ」
バッサリ!たしかに、最近娘は私を見て、笑いながら「おえー、おえー♪」と吐く真似をしている…!
母も「まんじゅうちゃんのことはどうにかするから…ね!」と言う。
…本当は心のどこかで、点滴一回したくらいじゃ良くならないだろうと分かっていた。
「入院します」
かくして、私は入院することとなったのだった。

車椅子で病室へ移動

診察室から入院する部屋までの移動は車椅子だった。入院棟は約二年前、娘を産んだときに入院したので勝手は分かっている。
しかし、看護師さんが車椅子を押してくれるのだが、これがまた吐いてしまう。
エレベーターで産科の入院棟にたどり着いたとき、丁度目の前に、手すりに捕まり陣痛に耐える妊婦と必死に腰をさするご主人…といった様子の二人がいた。
「おええええっ」
しかし、そんな二人が嘔吐する私に振り返り、凍り付く。
…申し訳ない、気にせず励んでくれ!
そして、病室に向かう前、トイレにいき、また嘔吐。もう何回吐いてるのか分からない。どこから水分出とんのじゃ。
運ばれた先は個室。費用面から大部屋を希望していたものの、状態が酷すぎるので落ち着くまで個室が良いのでは?というのか病院側判断。
看護師の「他の患者さんの食事の匂いもありますし」
その様子を想像し、また嘔吐する私。ダメだ、こりゃ。

入院の予定

私についた診断名は『重症妊娠悪阻』。症状は嘔気、嘔吐、食欲不振。
治療は24時間点滴で身体の栄養を補うこと。
しばらく禁食。
そして、肝心の入院の時期は…。
主治医の先生いわく、
「早くて3日。大体1~2週間。治るまでは退院できない」とのこと。
正直辛い。仕事に穴を空けるのもそうだけど、一番は娘に会えないこと。
娘はママじゃないとダメ!というタイプではなく、夫にも実母にも義父母にもよくなついていて、おとなしい子だ。でも、さすがにここまで私がいないと不安になるのではないかと思う。
そして、何よりも私が寂しい!
職場への報告はあっさりと済み、あとは寝るだけ。
中々、尿が出ず、医師や看護師から心配されるも、19時くらいにやっと、恐ろしく茶色い尿が出た。
検査するとのことだが、色からして、もう嫌な予感しかしない。
吐いたり苦しんだりしながら、とりあえず1日目は終わったのであった。

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